この車両について
【広島電鉄 750形(元大阪市電1800形)】
広島から遠く離れた宮崎県串間市にて静態保存されている広島電鉄750形769号。
広島電鉄750形は、1965年~1968年に大阪市電1600・1650・1800形を前身として22両が広島へ渡った13 m級大型ボギー車です。
2025年現在、広島電鉄に一般営業用として残るのは、元1650形の762号のみ。一方この769号は、1800形を前身としており、台車や車体の細部が異なります。
2015年に1000形”GREEN MOVER LEX”の導入に伴って代替廃車。くしままちづくり協議会に譲渡されて日南線串間駅前に設置されました。
以後、観光案内所として活用されましたが、2021年に向かいに道の駅が出来ると一旦役目を終えました。
2023年からは装い新たに駄菓子屋として再び活用されているようです。
広電時代の1980年代に三菱電機製CU-77にて冷房化がなされ、串間市に設置当初は搭載状態で残されていたようですが、その後SIVとともに撤去され、大きな四角錐台形の覆いが載せられています。
型式写真
- 北方より(2022年1月)
- 南方より(2022年1月)
各部資料写真
- 北方の方向幕は0号線 広電前 (2022年1月)
- 観光案内所閉館のお知らせ(2022年1月)
- 南方の方向幕は7号線 広電前 (2022年1月)(2022年1月)
- 塗りつぶされた広電時代の車番(2022年1月)
- 広島電鉄時代の検査標記 (2022年1月)
- 南方の前面(2022年1月)
- 北方前面(2022年1月)