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[都営バス]いすゞ BU04V(板橋交通公園の保存車)

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。

この車両について

【都営バス BU04V(板橋交通公園の保存車)】

板橋交通公園で40年弱保存されていた、いすゞのモノコックバスBU04Vです。
1975(昭和50)年に東京都交通局へ導入され、当時の大塚営業所に在籍した個体です。

現役引退は1987年ごろとされ、のちに板橋交通公園へ搬入。園内では都電7500形7508号と並んで展示され、車内に入れる開放時間も設けられていました。
車内には現役当時を偲ばせる木床・前向き座席が残り、外観は“ナックルライン”、80年代以降の都バス標準色そのままで展示されていました。

2025年6月をもって展示が終了し、2025年10月より解体が開始されたそうです。

各部資料写真

すべて2024年8月撮影

前面

前面窓は樹脂製に交換され、行先窓は木で塞がれています。

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。

ヘッドライトは、一時期公式側の2灯が破損していたようですが、非対称で不細工と思ったのか非公式の一灯を移設し、左右ともに1灯ずつという形に改められています。

幕周り

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。

側面

除籍後特に塗り直されていないようで、局番はそのまま残されていました。

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。

側引き戸部分

当然のようにツーステップですが、この頃の都営バスはまだ四つ折り戸ではなく引き戸でした。

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。

背面

こちらも公式側の灯具が欠落していました。

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。 都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。

車内

車内は比較的綺麗に保たれていました。
車掌台だった箇所にはこども図書館が設置されていました。

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車の内装。

運転席

都営バスG-C457(大塚)。板橋交通公園で保存展示中のいすゞBU04系川重ボディ車。

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