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[JR北海道]キハ143/キサハ144 札沼線(学園都市線)

JR北海道 キハ143 153 札沼線(学園都市線) 1582D 新川駅 2012年3月

キハ143-153 (2012年3月)

この車両について

JR北海道のキハ143形は、客車列車の削減により余剰となっていた国鉄50系客車(オハフ51形)を種車に、1994年より気動車化改造を行って生まれた一般形気動車です。
投入先は札幌近郊で輸送力増強が急務だった札沼線(学園都市線)で、客車(PC)改造の気動車(DC)という成り立ちから「PDC」とも呼ばれました。

1990年より改造が始まったキハ141/142の改良版として位置づけられ、搭載する機関を更にパワーアップした上で新製した台車を備えています。(キハ141/142の台車は廃車発生品のDT22系)

キハ143およびキサハ144は気動車への改造と同時、あるいは1-2年後に冷房改造が行われました。

形式 両数 エンジン 台車 冷房装置
キハ141 14両 DMF13HS形 (250 PS) × 1基 DT22系(廃車発生品) なし
キハ142 15両 DMF13HS形 (250 PS) × 2基 DT22系(廃車発生品) なし
キハ143 11両 N-DMF13HZD 形 (450 PS) × 1基 N-DT150系(新製) あり(一部後年改造)
キサハ144 4両 なし DT22系(廃車発生品) あり(後年改造)

車内は通勤仕様に改造されています。客車時代のデッキ付きセミクロス構成は引継ぎつつ、通勤需要に合わせてロングシート部分を増やし、ボックスシート部分も通路確保のため3列配置(2+1)に改められました。

運用について

2012年までは、札沼線(学園都市線)の札幌~北海道医療大学がメインでした。
同線のデータイムの基本編成は3両のため、以下のようにキサハ144込みの3両編成で運用されました。
(冷房車を優先的に使用する夏季は特にこの組成が多かったように思います。)

←札幌 石狩当別→
<キハ143-150 キサハ144-100 キハ143-100>

4両以上の編成を組む場合、同線のキハ40/48やキハ141/2との混結編成を組んで運用されました。

2012年に札沼線電化に伴い、段階的に電車に置き換えられ、2012年10月を以って全車運用を離脱しました。
その後、キハ143はキハ143-155のみJR東日本に譲渡、その他の10両は室蘭本線(苫小牧~東室蘭・室蘭)の711系を置き換えるため、ワンマン化改造のうえ転用されています。

キサハ144は2両(101/103)がJR東日本に譲渡、残りの2両は廃車・解体されました。

編成写真

キハ143-102

JR北海道 キハ143 102 札沼線(学園都市線) 回1533D 太平→百合が原 2012年3月

キハ143-102 (2012年3月)

キハ143-103

JR北海道 キハ143 103 札沼線(学園都市線) 541D 太平→百合が原 2012年3月

キハ143-103 (2012年3月)

キハ143-153

JR北海道 キハ143 153 札沼線(学園都市線) 1558D 桑園駅 2012年3月

キハ143-153 (2012年3月)

JR北海道 キハ143 153 札沼線(学園都市線) 1582D 新川駅 2012年3月

キハ143-153 (2012年3月)

 

各部資料写真

各車写真

キハ143-104

室蘭地区転属に備えて、側面方向幕部分に改めて穴が開けられましたが、学園都市線運用時は未供用のため白く塗られていました。

また、妻部に転落防止幌が取り付けられています。

JR北海道 キハ143-104 札沼線(学園都市線) 2012年9月

キハ143-104 (2012年9月)

キハ143-155

後にJR東日本に譲渡されるキハ143-155は、札沼線撤退までLED改造や転落防止幌が取り付けはされませんでした。

JR北海道 キハ143-155 札沼線(学園都市線) 2012年9月

キハ143-155 (2012年9月)

側面・床下真横 – 南側(札幌駅基準)

キハ143-104 + キハ143-154

側面・床下真横 – 北側(札幌駅基準)

キハ143-157 + キハ143-156

キサハ144-102

側面・床下ナナメ

北側(札幌駅基準)

標記類

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